昨年日本デビューして以来、アジアの9人組ガールズグループTWICEの快進撃が止まらない。

　昨年末『NHK紅白歌合戦』に出演し、華やかなステージを披露した彼女たちは、日本でリリースしたデビューベストアルバム『#TWICE』&1stシングル「One More Time」2作品ともオリコンチャート1位を獲得、25万枚以上を売り上げプラチナ認定を受けるという記録を達成。また、先日まで行なっていた全国ショーケースツアー『TWICE SHOWCASE LIVE TOUR 2018“Candy Pop”』は6都市8公演すべてのチケットを完売させるなど、その人気は2018年に入ってからも拡大するばかり。

　そんなTWICEから日本2ndシングル「Candy Pop」が到着。明るくキュートなビタミンパワー満載、爽やかでハツラツとしたはじけっぷりがリスナーをとにかく元気に、笑顔へと導いていく楽曲に仕上がっている。

　楽曲以上にはじけているのが、この曲のMV。あの人気アニメ『ラブライブ！』で、アニメのキャラクターをかわいく踊らせることに定評のある京極尚彦監督と、韓国のクリエーター陣がコラボして制作した映像はTWICE初の「アニメ×実写」作品になっていて、とにかくこれがTWICEにハマっていて文句なくかわいい。お菓子のキャンディの世界を舞台に、なんとTWICEが所属する事務所の代表プロデューサーであるJ.Y. Parkが原作を手がけたもので、本人自らアニメのキャラクターとしても登場。

　キャンディの国にいるアニメのTWICEのダンスシーン、それが実写に変わるシーンなどアニメキャラクターは2D、キャンディの国やTWICEをのせて走るキャンディカーは3D、キャンディの街中を走り回るTWICEは実写と、様々な映像技術を組み合わせ、他では見たことがないような、カラフルでファンタジックな世界を立体的な映像で表現。京極監督がキャンディの国の背景に採用したTWICEのメンバー、チェヨン(←絵が得意)の手描きイラストにも注目。

　C/WにはLINEスマートスピーカー『Clova Friends 双子ダンス篇』CMソングに抜擢された「BRAND NEW GIRL」も収録。リリースに合わせて東京と大阪には『TWICE Candy Pop CAFE』も期間限定でオープン。

【文：東條祥惠】