ゆずの新曲は、『劇場版 HUNTER×HUNTER』主題歌とTVアニメ『HUNTER×HUNTER』のED.テーマ

ゆず | 2013.01.07

 ゆずのニューシングルは、『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』の主題歌とテレビアニメ『HUNTER×HUNTER』のエンディングテーマ。前山田健一との共作により、壮大で組曲的でありつつ、シンプルな力強さと温かさも備えた画期的な楽曲だ。そんなニューシングルについて、2人に色々と語ってもらった。

EMTG:ニューシングル「REASON」は『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)』の主題歌とテレビアニメ『HUNTER×HUNTER』のエンディングテーマにもなっていますが、ゆずと前山田健一さんとの共作で、壮大な曲で組曲的な部分もあるのに、シンプルな力強さ、温かさも備えてるという画期的な楽曲となりました。そもそもこの曲はどんな流れから誕生したのですか?
北川:ドーム公演が終わって、お休みをちょっといただいて、その間に何曲か断片を作っていたんですが、その中の1曲がこれなんですよ。休みに入る前に『HUNTER×HUNTER』のタイアップの話が来ていることはなんとなく聞いていて、風の強い日にランニングしていたら、“向かい風と知っていながら”というサビが出てきた。具体的なオファーは何も聞いてなかったんですが、自分の知ってる『HUNTER×HUNTER』のイメージと合うんじゃないかなと勝手に思ってしまって、サビのデモを作ってしまった(笑)。そのまま全部自分で作ってもいいんですけど、16年目の自分たちの新たな種を撒くという意味でも新たなチャレンジがしたかったので、共作がいいかなと。岩沢くんと僕との共作でもいいんですけど、蔦谷好位置君と出会って、10周年から15周年へと新たに向かって行けた時のように、強烈な個性を持った方とぶつかりあってみたいな、『HUNTER×HUNTER』なら結構激しいことをやっても受けとめてくれるんじゃないかなって。で、まずサビのデモを前山田君と岩沢君に聴いてもらって、「こういうテーマでやってみたいんだけど」って投げるところからスタートしました。
EMTG:共作のもう一人の相手が前山田さんだったというのは?
北川:ももいろクローバーZさんなどを聴いて、”前山田君、おもしろそうだなあ…”って前から気になってたんですよ。僕らと全然違うフィールドだから、ゆずと掛け合わさった時におもしろい化学反応を起こせる人なんじゃないかなって。
EMTG:岩沢さんは「REASON」の共作をどういうふうに進めていったのですか?
岩沢:北川が作った最初のサビの部分と前山田君が作ってくれたトラックが出来上がってきたところで、「新たなサビをつけてほしい」ということになり。北川が作って来たものも聴いていたし、それに寄り添うことはできるんですが、そうではないものを探しつつ、別の1曲を作るというイメージで作っていきました。
EMTG:新たなサビをつけるって、これはかなり難しい注文だったのではないですか?
岩沢:大変でした。イメージの話なんですが、歌い始めのメロディでもあるので、ふわっとすんなり入れるもので、なおかつサビのメロディとしても成立していて、ってことだったんですが、それって、サビっぽくないじゃないかって(笑)。
EMTG:なぜサビを複数作ろうと思ったんですか?
北川:『HUNTER×HUNTER』の原作を読んだ時に、ゴンとキルアというタイプの違う二人の主役が色々な物語を生み出すところが大きなキモだな、それはゆずにも共通するなと思ったので、1曲に2つの側面あるものにしたかったんですよ。いつもだったら、混ざり合うものを目指すんですが、あえて相反するものを真逆から思いっきりぶつけてみたら、どうなるのかなって。
岩沢:話し合いの中で口々に「別のサビを」と言ってて、やり方含めて色んなことが新しかった。そういうイメージを共有しつつも、1度取っ払って、自分なりに思う冒頭部分、なおかつ後半ではサビとして成立するものを念頭において作りました。ただ、作ったはいいけど、どう融合できるのか分からないまま、僕のパートを前山田君に投げたんですよ。彼には「この曲とこの曲を接合してほしい」って結構ムチャなオファーをしました。そうしたら、前山田君が「あっ、できます!」って。僕らの概念にはないものが彼にはあって、前山田君が僕らのふたつのメロディをくっつけて、さらに自分のメロディを足して持ってきてくれた。そんなことができるんですねって驚きでした。
北川:でもさすがに僕のサビと岩沢のサビを接合するのは簡単ではなく。しかも前山田君のテイストも我々とは全然違うので、融合するのはかなり難航しました。
EMTG:融合する上でポイントになったことはありますか?
北川:“♪wo woo♪”というコーラスパートですね。何かテーマが必要だと思ったんですよ。言葉ではなくて、僕が作った“♪wo woo♪”のメロディーのモチーフが形を変えたり、キーが変化したりしながら、時々表れていく。接合のキモはそこ。前山田君が岩沢君と僕のメロディを繋ぐものを作ってくれた。普通だったら、そういう時はメロディだけ作ってもらうんですが、「歌詞も一緒に書いてみない?」って提案しました。中途半端に関わるよりは、思いっ切りすべてにおいて関わって共作した方がおもしろいから。
EMTG:確かにまったく違う個性が見事に融合してます。
北川:おこがしまいんですけど、ビートルズの楽曲でも、ジョンとポールがそれぞれのサビやパートをくっつけあってる楽曲があるので、そういうことが現代でできないかなということもちょっと頭にありました。
EMTG:『HUNTER×HUNTER』という作品の持っている色んな表情、色んな要素を表現した曲としても成立していますよね。
北川:今回のはおもしろいタイアップで、テレビアニメのエンディングテーマと映画版の主題歌という2つのオファーが来て。テレビで観た時と映画館で観た時とで違う展開が待っている。そういうことも含めて、ワクワクしながら大胆に作ることが出来ました。
岩沢:『HUNTER×HUNTER』という括りがあったからこそ、変な方向に行かないですんだというか。道筋は違っても、行く方向は一緒でいられた。これがなかったら、前山田君もここまでアレンジしてないと思います。前山田君は『HUNTER×HUNTER』の大ファンで、常に「絵が見えます」って言ってました(笑)。彼もかなり劇中歌を作っていると思うので、絵を想像しながら上手に作ってくれました。
EMTG:アコギの存在感があって、しっかりした軸があるというのもこの曲の魅力のひとつなのではないですか?
北川:最初の段階から言ってたのはアコギがガツッと前にいるものにしたいということ。一番最初にリズムを作った時から、アコギが真ん中にドカンといる感じだった。前山田君は本当に個性が強いから、こっちもしっかりしないと。最初に言いましたから。「僕らはブレないんで、思いっ切りかかってきなさい」って(笑)。
岩沢:前山田君は蔦谷君と共通する部分があって、彼も鍵盤弾きのアレンジャーなので、鍵盤で構築していく感覚を持っているんですよ。ただ、前山田君の持っている 個性とゆずの個性であるアコギの共存というのがおもしろかった。お互いにほしがっていたというか。前山田君は「ゆずのアコギがほしいですね」って。僕らは僕らで「前山田色入ってこい」って。お互いに“もっと出てきてくれ”と思いながら作れたのが功を奏していますね。
EMTG:歌詞も深みがあって、様々な要素があります。歌詞を共作していくのはどうでしたか?
岩沢:北川が作った段階で、日本テレビの方がお見えになって、『HUNTER×HUNTER』への情熱を切々と語ってくださって。友情も描かれているんだけど、それだけじゃないとのことだった。それから1度持ち帰って、ただの友情ではないものを探していって、最初の4行ができあがったので、あの説明がなかったら、生まれなかったと思いますね。
EMTG:ただの友情じゃないというのは例えば、同志的存在でもあるということですか?
岩沢:色々なものが当てはまると思うんですよ。ゆずもそうだろうし、ゴンとキルアもそうだろうし、家族もそうだろうし。ただベタベタする友情ではなくて、色んな局面でのパートナーシップ。しかも光だけじゃなく、影の部分も表していきたかった。恋愛の歌ではないので、ある特定の対象の言葉を使いたくない。“あなた”とか“きみ”といった言葉を使わずに、誰かの存在を感じる言葉はないか考えていきました。
EMTG:ゆずが16年目に入ったところだから書ける世界なのかなとも思いました。
北川:僕が作ったサビの歌詞に関しては、『HUNTER×HUNTER』のことはほんのちょっとだけ頭にあったというくらいでした。休みの間に色んな曲を書いてたんですけど、ひとしきり、色んな角度から今自分が言いたいことを言い切ってフラットになった時に、最後にポロッと出てきた。ここ5年くらいは詞でもがくケースが多かったんですけど、この曲はまったくもがかずに湧き出てきた。思いやりもあるけれど、怒りもこもっているし、ただ背中を押すだけの歌ではないかと思っています。上っ面の優しさはイヤだな、魂をぶつけあうみたいなことを音楽でやりたいなという思いを形にすることが出来ました。
EMTG:前山田さんの歌詞については?
北川:言葉のセンスも素晴らしいなあと。自分たちにはあまりないセンスを持っている。“ひとり ゆらり のらり くらり”とか、ありそうで、意外とないなあ、おもしろいなあって。前山田君とやりとりしながら、こういうやり方があるんだな、こういう展開を作れるんだなって、曲作りを勉強しながらという感じでした。
EMTG:岩沢さんは前山田さんと一緒にやって、どんなことを感じましたか?
岩沢:前山田君が作った2メロから彼の場数を垣間見たような気がしました。”年下ですけど、色んなことをやってきた人なんだな、簡単にちょっと思いついて作ったという感じではないな”って。経験値の多さを感じるし、「これはいいはずです」っていう自信も見えてくる。確かにすごいなと思いました。
EMTG:「REASON」、歌も素晴らしいです。声の音色が曲の展開を引っ張っている部分もかなりありますよね。
岩沢:ニュアンスを大事にしなければいけないということは思っていました。というのは場面転換がたくさんあるから。場面場面で全部違う表情、違う声色で歌っているんですが、あくまでも1曲の中での声だから、表情は変われども、統一感は出さなければならない。“♪wo woo♪”を始めとして声により仕掛けもたくさんあるけれど、本質を見失わず、ゆずらしい歌い方を心がけなければならない。要は基本に忠実にやるんですが、変わりゆく曲の中でうまいこと、泳ぎ方を変えていかないといけない。水泳で言うと、個人メドレーみたいな感じ。ここは平泳ぎじゃないと沈んじゃうよ、ここはクロールだよって。同じようにギターも場面場面で変わっていく。「テーマパークみたいだね」って前山田君に言ったんですけど、1曲の中で色んなアトラクションがあるみたいな感覚でした。弾きながら、急に観覧車からジェットコースターに乗る、みたいなモード・チェンジが必要になるので、かなり苦労しました。
北川:歌に関しては以前はレコーディングの日までの歌い込んでる数が足りてなくて、ツアー後にもう1回レコーディングし直したいという気持ちになることがあったんですが、最近はちょくちょくプリプロをやっていて、レコーディングまでに歌い込めているので、比較的すんなり完成することが多かった。でも「REASON」は何回か歌い直しています。いざ本番になった時にうまく歌おうとして、キレイに歌いすぎた。一見バッチリなんですけど、聴くと魂に響かない。自分の歌から最初に曲が浮かんで、家に駆け込んで作った時のエネルギーが失われていると感じたので、時間のある時に、「ちょっとやらせてくれない?」、みたいな感じでスリーテイクくらい短時間で録ったら、そっちのほうが全然良くて。結局、その日のうちに全部歌い直しました。サウンドがデジタルなので、ギターも含めて、僕らが奏でるものはよりアナログでありたい、うまくなくてもいいから、響くものでありたいんですよ。
EMTG:これまで聴いたことのない素晴らしい作品となりました。
北川:我々としてもすごいもの作っちゃったという新しい達成感はありました。リスナーがどういうリアクションするのか、非常に楽しみですね。
EMTG:2曲目の「時刻表」は「REASON」とはほぼ真逆の素朴な魅力が詰まった楽曲ですね。この曲をカップリングにしたのは?
岩沢:「REASON」のカップリング何にしましょうかっていう時に、ツアーも始まっている中だし、過去に録ったストックの中からこの曲がいいんじゃないかということになって、急遽、レコーディングという流れになりました。もともとは『1?NE?』の頃、2006?007年に書いていた曲です。スタンダードでストレートにやれる曲なので、どうあがいても骨太になる。この曲は磯貝サイモン君っていう後輩にアレンジをお願いしました。彼はもともとゆずっこなんで、メールで「ゆずっこ出身のサイモンなら、どんな感じのゆずを聴きたい?」ってフリをしたんですよ。ゆずっこによるゆずアレンジがどう上がってくるのか、自分たちでもとても楽しみにしていた曲でしたね。
北川:過去の曲をリストアップしたんですが、「REASON」にはこの曲が合うんじゃないかなって、個人的に強く押していた曲なんですよ。あまり大げさじゃない方がいいな、さりげないけど、いい曲がいいなあって。アレンジもサイモン君みたいな若い子がやったら、おもしろいんじゃないかなって提案しました。
EMTG:この「REASON」の“HUNTER×HUNTER Ver.”としてリリースされる完全生産限定盤はカップリングとして、ゆずが作詞・作曲して『HUNTER×HUNTER』の声優さんが歌う「流れ星☆キラリ」が収録されています。ゆずの歌を女性が歌うのが新鮮で、とてもいいなあと思いました。
北川:いいですよね。「流れ星☆キラリ」はもともと“音野祭”というイベントをやった時に、みんなで歌える曲があったらいいなあと思って、断片を作ってたんですが、間に合わなくて、“音野祭”が終わっちゃったんだけど、せっかくだから録って作っておきました。歌詞も“音野祭”でやるつもりだったから、共作がいいと思って、「岩沢君、ここ書いてくれない?」ってお願いして、寝かしてあった。今回、声優さんが我々の歌を歌ってくれるという企画が出てきて、いいのがあるぞと。もともとみんなで歌うつもり、女性が歌ってもいいくらいの気持ちで作っていたので、今回、部分的に直したり、足したり、1つのサビにあった要素を2つに分けて、広げたりして、今の形になりました。
EMTG:作り直すに当たって、女性ボーカルをイメージしていたんですか?
北川:楽曲提供するつもりで書いていました。自分たちの年齢だと照れちゃうことでも書けるし、自分がよく使っているフレーズでも女性が歌うとまた違った感じに聴こえるんじゃないかなって。自分たちの曲を作るとなると、新しい言い方を考えるんだけど、この曲に関しては、フラットに作りました。こんなにキラキラした世界を自分たちが歌うのは恥ずかしくて歌いづらいけど、女の子たちが歌うなら、これくらいキラキラしていても、全然大丈夫だなって。
EMTG:岩沢さんが作った共作部分というのは?
岩沢:かなり前のことなんですけど、ラララだった部分に僕がつけた記憶はありますね。で、流れもあるし、前山田君もいるし、彼にアレンジをお願いしようと。ゆずの曲を女性が歌うのは初めてのことなんですが、そんなに変わらないというか、見えやすいというか、”ちょこっとキーをいじればいい”ぐらいの考え方だったんですが、実際に女性の声が入ると、いいですよね。女性の声って、すごいなと思いました。
EMTG:メロディも歌詞もまた違った感じで響きますよね。
北川:関ジャニ∞さんの楽曲提供(シングル「T.W.L.」)時もそうだったけど、自分たちが作ったものを歌ってもらうと、へえ?って新たな発見があるし、素直に嬉しいですね。たまにやらせてもらうのは刺激になります。
EMTG:後半はゆずもコーラスで参加してます。
北川:ほんのり(笑)。僕はアニメのエンディング曲が好きなんですよ。自分たちの子どもの頃は「ドラゴンボール」や「北斗の拳」とか色々あって、エンディング曲って今聞くと名曲が多いなぁと。この曲もそんな感じになればいいなって。この曲は実際にはアニメのエンディングでは使われないんですけど、そこで流れてたらいいなあって。
EMTG:このシングルは初回限定盤に2012年10月24日の横浜文化体育館でのライヴの模様を収録したDVDがつきます。このライヴDVDはどんな方針で編集しているんですか?
北川:ただライヴを丸々入れるんじゃなくて、いくつか曲をピックアップして、間に別録りで、やいのやいの言ってたりするトークも入っているので、ライヴを観つつも、番組を観るような感覚で楽しんで欲しいなと。
岩沢:僕らが最初に出した『LIVE FILMS ふたり』という98年12月の横浜文化体育館のライヴを収録したビデオがあるんですが、デジャブ感のある作りになっているので、あのビデオを観たことのある人ならば、より楽しめると思います。ライヴ自体は15周年の総括的なところもあるので、そこを観ていただきつつ、ゆず展というのをやっていたんですが、その中でしゃべったりしているので、そこも楽しんでいただけたら。
北川:当時、『LIVE FILMS ふたり』を出した時には路上ライヴの模様を合間に差し込んであるんですよ。その時、路上ライヴをやっていた松坂屋さんはもうないんですが、ゆず展ではそのオブジェを作って、当時の様子を再現しています。その前で二人がしゃべっているので、楽しんでもらえると思います。
EMTG:さて、弾き語りツアーが終了して、アリーナツアーへ突入するわけですが、弾き語りツアーの成果を踏まえつつ、アリーナツアーに向けての抱負を教えていただけますか?
北川:“?二人で、どこへでも?”は貴重なツアーだったと思います。横浜文化体育館から普段なかなか行けないようなホールまで行かせてもらって、二人の“息合い”、お客さんとの“息合い”、スタッフとの“息合い”などを確かめながら、一個一個大切にやれた。バンドの中に入るとわからない曲のポイントもしっかり確認して、落ち着いて丁寧にリハができて、すごくいいツアーになったなと思ってます。その結果を噛みしめた上で、“?みんなと、どこまでも?”も丁寧にやっていきたい。春のドーム公演はゆずの1つの大きな区切りだった気がして、その区切りをぜひみなさんにも伝えようと思って、今回のツアーを企画したんですけど、実際にリハをやりだすと、確かに15周年の区切りでもあるんだけど、次に向かう要素がどんどん増えてきていて、今後に向けての分岐点の大事なツアーになる予感がしてます。
岩沢:“?二人で、どこへでも?”は4本だけだったので、始まったら、終わっちゃうという短いツアーだったんですけど、スタッフもわりと少なめの人数だったこともあって、ゆず、照明さん、PAさんなど、お互いのスキルを試し合う場というか、今はこんな状態ですということを確認しつつ、旅行も兼ねて、おいしいものも食べて、一緒に出張に行ったみたいな感じでやれたんですよ。それを経て、もう1回スタートラインに立ってしっかりやっていきたいです。音まわりに関して言うと、明らかに違うのはバンドが入ってくることなので、バンドの中でどういう立ち位置でゆずがいるべきなのか、追求していく中でまた新しいアイディアも生まれてくるんじゃないかなと。ツアー中に冬至の日があったり、年越しライヴがあったり、新曲「REASON」の存在があったりするので、時期的な変化もあるだろうし、やっていく中でどんどん変化していくツアーになるんじゃないかと思っています。
北川:前回の「2-NI-」のツアーでは中止になった、仙台セキスイハイムアリーナでもやっとライヴがやれるので、それが楽しみです。
EMTG:横浜アリーナ6DAYSもあります。
北川:なぜ15年やってきて、今、6DAYSというとんでもない壁を設定してしまったんだろうと思いつつも、なんとか乗り越えたいと思ってます。ぜひ中年の必死の生き様を見てもらえたら(笑)。

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リリース情報

REASON 【ゆず Ver.】 [初回盤]

REASON 【ゆず Ver.】 [初回盤]

2013年01月09日

トイズファクトリー

ディスク:1
1. REASON
2. 時刻表
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1. YUZU LIVE CIRCUIT 2012 YUZU YOU ~二人で、どこへでも~

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■ライブ情報

YUZU YOU~みんなと、どこまでも~
2013/01/12(土)神戸ワールド記念ホール
2013/01/13(日)神戸ワールド記念ホール
2013/01/16(水)広島グリーンアリーナ
2013/01/19(土)大阪城ホール
2013/01/20(日)大阪城ホール
2013/01/22(火)大阪城ホール
2013/01/26(土)サンドーム福井
2013/02/02(土)静岡エコパアリーナ
2013/02/08(金)横浜アリーナ
2013/02/10(日)横浜アリーナ
2013/02/11(月/祝)横浜アリーナ
2013/02/14(木)横浜アリーナ

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