ムービー×テキスト連載:Amber’sが演奏してみた! ~アニメ・映画ソング篇~ 第2回
Amber’s | 2020.04.10
Amber’sの2人が好きな映画やアニメを紹介し、それにまつわる楽曲のカバー動画を毎回公開!
ここでしか見られない【演奏してみた】動画は必見!
第2回目は、映画『シング・ストリート 未来へのうた』より「アップ」!
【Amber’s - BIOGRAPHY】
豊島こうき(Vo,Gt)、福島拓人(Gt,Programming)からなる2人組・Amber’s(アンバーズ)。ふたりそれぞれがソングライティングを行うことから生み出される振れ幅のある楽曲と、その楽曲たちを力強いハイトーンボイスで表現する様は、唯一無二。2017年の結成以来、公開したデモ音源やセッション動画が話題を呼び、2018年には渋谷すばるがパーソナリティーを務めていたラジオにて紹介、さらにSUMMER SONIC 2019「TikTokステージ」へ出演を果たした。
【演奏してみた】アップ/Amber’s
拓人’s解説
[シング・ストリート 未来へのうた]舞台は1985年の大不況下にあるダブリン。父親の失業、母親の不倫。主人公のコナーは両親の都合で荒れた公立高校に編入。人生14年、早くもどん底を迎える。そんな彼を唯一支えてくれたのはロンドンを彩る音楽とそのMVたち。 ある日町で出会った美少女ラフィーナに一目惚れしたコナーは無謀にもバンド活動を始めることになるが… https://gaga.ne.jp/singstreet/ |
舞台は1985年の大不況下にあるダブリン。父親の失業、母親の不倫。主人公のコナーは両親の都合で荒れた公立高校に編入。人生14年、早くもどん底を迎える。そんな彼を唯一支えてくれたのはロンドンを彩る音楽とそのMVたち。
ある日町で出会った美少女ラフィーナに一目惚れしたコナーは無謀にもバンド活動を始めることになるが…
https://gaga.ne.jp/singstreet/
今回も僕たちが大好きな映画【シング・ストリート未来へのうた】の挿入歌「UP」をカバーさせて頂きました!
僕はこの映画の監督、ジョン・カーニーさんの作品(「ONECEダブリンの街角で」「はじまりのうた」など)が以前から大好きで、シング・ストリートが公開されて、すぐに拓人と新宿の小さな映画館に観に行ったのをよく覚えています!
見終わった後、2人とも感動しすぎて会話ができなかったのも鮮明に記憶に残ってます。笑
DVDも持ってるし、1番繰り返し観てる映画です!
サントラもよく移動中に聴いていて、聴くたびに映画のシーンを思い出して、
また映画が観たくなって…の無限ループです。笑
音楽映画なので作中に沢山の楽曲が登場してくるのですが、その中でもやっぱり僕はこの「UP」が流れるシーンが好きです。
主人公のコナーがバンドメンバーのエイモンと試行錯誤して曲を作りながら演奏するシーンなんですが、どうも僕たちとどこか重なる気がして何回観てもこのシーンは感動します。
この曲は歌詞も素晴らしくて、コナーの抱く繊細な気持ちをなぞるように描いていて、とても感情移入してしまうんです。
前向きな事を言ってるけど、少し切なさも感じて何故か手をぎゅっと握りしめて歌いたくなるようなこの曲を精一杯、演奏しました!
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Amber’s
リリース情報
CD『VOSTOK』
2020年03月04日
VION
02.FORTE
03.miss take
04.満月の夜は
05.225error
06.Searchlight
07.ネルシャツ
08.缶ジュース
09.We wish on a STAR
今回も僕らの大好きな映画の紹介&楽曲カバーします。おうち時間のお供にどうぞ!
今回、紹介する映画は
「シング・ストリート 未来へのうた」です。
劇場公開時、映画ファンや音楽ファンの間で話題になった”音楽映画”です。
”音楽映画”と聞いて、構えてしまったあなた!
安心して下さい。
僕みたいな音楽オタクだけが「わかる、めっちゃわかる。」と内輪で満足する映画ではありません。
106分間で、監督が描く青春がしっかり万人に伝わるようにできています。
「シング・ストリート」を音楽ジャンルで例えるならば、ポップスかな。
Aメロ→Bメロ→サビ の流れが分かりやすくて耳馴染みの良いあの感じです。
ちなみに、前回紹介した「ストレンジャー・シングス」はオルタナティブロック。
僕がこの映画の好きなポイントは
楽曲が映画の展開の接着剤となり、鍵となっているところ。
主人公コナーがバンドを組んで作曲するのですが、歌詞に心情を乗せて歌っているので、自然な流れで音楽を聴きながら心情を知れるんです。
そして何より、楽曲が良い。
無鉄砲に突き進む、青年の主張が表現されています。
ストレートで力強くてカッコいい!
あの絶妙にダサい感じがたまらない!
音質は完全に80年代のテイストになっています。デュラン・デュランの「リオ」を聴いた後に、サントラ3曲目の「リトル・オブ・ザ・モデル」を聴いてみて下さい。テイストの再現度が分かると思います。
決して、デュラン・デュランがダサいと言いたい訳ではありませんからね!(笑)
最後に流れる曲の歌詞に出てくる
「これは君の人生、どこにでもいけるし、何でもなれる」
ラストシーンの2人が大きな夢を積んで、小さすぎる船でイギリスに渡る場面ではまさにそう思わせてくれます。
失うものから目を背けないこと。何があっても挑み続けること。
タイピングしながら改めて鼓舞されています。こんな気持ちにさせてくれる作品に出会えたことに僕は感謝です。
過ちを気にせずに行こう。明日は君が正しいって言われるかもしれないから!
ストーリー、映像、音楽と3拍子そろってる「シング・ストリート 未来へのうた」
まだ観てない方は是非観てみて下さい!