ディスニー・ピクサーって本当凄いですよね。キャラクターが生きている。

主人公が楽しめば、見ているこっちまで楽しくなる。
主人公が落ち込めば、見ているこっちまで悲しくなる。

どんな展開になるか予測できていても、最後のシーンには感動が溢れてくる。
ディズニーってやっぱり凄い！！！

もうお気づきかと思いますが…
僕、ディズニー大好きです。

そんなディズニー作品の中から今回は「リメンバー・ミー」を紹介させていただきます。

僕の中ではディズニーが”死”を題材に扱うイメージがなかったので、初めて「リメンバー・ミー」を見たとき、驚いたのを覚えています。
もちろん、ディズニーの世界観でポップに描かれていますけどね！

「リメンバー・ミー」の中での”本当の死”は人に忘れ去られたときです。

肉体の死は真の死ではなく、誰かの中で記憶として語り継がれれば、その人物は永遠に生き続けることができるということが描かれています。

誰か一人にでも覚えていてもらえて、気にかけてもらえていることがいかに幸せな事なのか。そんな事を考えさせられました。

僕らの音楽も、誰かの記憶に残って語り継がれたら凄く嬉しい。

「Amber’s の○○を聴くと、特によく聴いていたあの頃に、あの場所にタイムスリップ出来るんだよね。」って言われたい！笑

そんな風に長く愛されて記憶に残る名曲を目指して、これからも曲を届けていきます^^


気付いたら話の〆が僕の夢や決意の話になってしまいましたが、是非「リメンバー・ミー」を見てみて下さい。

きっと見終わったあと、
リ～メ～～ンバミ～～♪
って口ずさんじゃうと思うよ^^

僕が「リメンバー・ミー」で一番心惹かれたのは、老いてあまり喋れなくなったひい婆ちゃんのココと主人公ミゲルが一緒に”リメンバーミー”を歌う感動的なシーンです。

僕にも今、あまり喋れない婆ちゃんがいます。

これまでの人生で1番話した人は間違いなく婆ちゃんだと言い切れるくらい
子供の頃から婆ちゃんとはたくさん話をしました。

「朝ズバのみのもんたは朝からよく喋るから嫌い」

だの…

「ちぃ散歩のちぃさんの足腰は最強」

だの……

それこそ、宇宙の話もよくしてたし、

くだらない話から無限大な話にいつも付き合ってくれたのを覚えてます。

思い出したら顔が微笑んでしまうくらい僕の婆ちゃんは面白い人です。


婆ちゃんとは何年も前から一緒に暮してない。

婆ちゃんの体調が悪くなってから遠いホームで暮しているので、会う事もかなり少なくなった。

あれから、
僕が、相方の拓人と出会い、
仲間に支えられてAmber’s という場所で音楽をしていて
応援してくれる人がいる。

心から幸せを感じる場所がある。



ということを婆ちゃんは知らない。

会いに行った時は、
答えられない婆ちゃんに
体調の事を聞いて
好きだった嵐の大野くんの写真を見せて
自分の笑顔を見せて
手を握って顔を触って寂しくなって帰る。


だけど、この作品を見て思った。

やっぱり、

自分の話を聞いてもらいたい。

自分の曲を聞いてもらいたい。

ミゲルとココ婆ちゃんのように奇跡は起こらないかもしれないけど、
それでも、僕のことを、拓人のことを、みんなの事を知っていてほしいって思った。

僕にとっての大切な人たちの話を婆ちゃんに共有したいって思った。

あの時、口下手な僕が宇宙の話を押し付けるように話してたように、話がしたい。

こんな時期だから今は会えないけど、会いに行けるようになったら話しに行こうかな。

そんな事を想いながらこの曲をカバーしました。

みんなにも大切な人を想いながら聴いてみてほしいな。

その想いは、こうして僕の想いが君に届いてるように、

必ず届くよ！！


また会える日を心から楽しみにしてるね。