Purple Days、新曲MVにて<幻のシンセサイザー>と共演!

Purple Days | 2011.03.10

吉田ワタル(Vocal)、石坂 翔太(Keyboard)、鈴木俊 彦(Guitar)からなるデジタルサウンド・ロックユニット”Purple Days”。

2007年に本格的に活動を始めると、その才能を小室哲哉氏に見出され、結成半年にしてTM NETWORKのコンサートにゲスト出演。数千人の観客の中、ライブを披露し大きな話題を呼んだことから、<21世紀のTM NETWORK>とも評される彼らの新曲「あなたを忘れていけるように」のミュージックビデオが、このたび完成した。

「あなたと出会えた偶然 ありがとうとだけ言わせて」。春、出会いと別れの季節を描いた前向きな別れのワンシーン、新たな場所へ進む人へのセツナポジティブな応援歌だが、そのミュージックビデオの中でキーボードの石坂翔太(以下:翔太)が演奏するシンセがマニアの間で話題になっている。

このシンセ、Waldorf社 のTHE WAVEというシンセで、1995年 に定価¥1,200,000で発売された、値段、デザイン、ビジュアルなど群を抜いている、<KING of シンセ>と呼ばれている逸品。完全受注生産で、現在、日本国内には一桁台しか無いと言われている。小室哲哉が、TMN終了ライブでメインシンセとして使っていて、小室ファン、シンセオタクの間では、「一生に一度、生で見たい」と言われる位の希少価値のある幻のシンセだ。 そんな幻の一品がなぜ翔太の手に渡ったのか?そのエピソードの方も面白い。

実は、このシンセの所有者は、音楽プロデューサーの浅倉大介。TM NETWORKのサポートなど、小室哲哉とのゆかりも深い彼だが、ビンテージから新しいものまで、沢山の希少なシンセを持っているのは業界では有名な話。ライブ会場などで面識を持った二人は、最近ではTwitterを通じて、色々なやりとりをしているようだが、以前シンセの話をしている時に、「憧れのシンセはwave」と翔太が話したところ、「持ってるよ!いつか貸してあげるよ!」と浅倉から返答があったため、「撮影で貸して下さい」と勇気を出して頼んでみたところ、快諾してくれて今回の撮影に至った。

また、後日談としては、返却の際、お礼にディズニーお菓子の詰め合わせを持って行ったそうで、その際、スタジオで浅倉から直々に、スタジオや機材のレクチャーを受けたという。

連綿と続くデジタル サウンド・ロックユニットの系譜を受け継ぐPurple Days。その裏側の部分で、今回のエピソードのように実際に受け継がれているものがあるのは興味深い話だ。

なお、新曲「あなたを忘れていけるように」の着ムービーは本日3/9(水)から配信スタート。ミュージックビデオを収録したパッケージCDは3/23にリリースされる。

また、「EMTG MUSIC」では、近日に彼らの動画インタビューを掲載予定。こちらもお楽しみに。


tag一覧 シングル 男性ボーカル Purple Days

スペシャル RSS

もっと見る

トップに戻る