FLiPのニューシングル「ワンダーランド」は、メジャーコードのアップナンバー!動画あり!

FLiP | 2012.02.08

 ファーストシングル「カートニアゴ」のスマッシュヒット、ファースト・フルアルバム『未知evolution』、セカンドシングル「ホシイモノハ」のリリース、精力的なライブ活動によって、徐々に支持を広げていたFLiPから、2012年最初のシングル「ワンダーランド」が到着。ハード&へビィなエモ系バンドというイメージが強かった彼女たちだが、心地よく突き抜けていくサウンドとポップなメロディを共存させたこの曲は、その存在をさらに大きなフィールドへと導くことになりそうだ。

EMTG:ハード/へビィなサウンドを中心にしていたFLiPですが、「ワンダーランド」はかなり手触りが違いますね。サチコさんがこの曲を持ってきたとき、メンバーの反応はどうでした?
サチコ:(Vo&G)この曲、ぜんぶメジャー・コードなんですよ。最初は弾き語りで作ったんですけど、そのときの反応は……どうだったんですか?
ユウミ:(Dr&Cho)すごいポップだし、1回聞いただけでメロディが口ずさめて。そこはしっかり活かしたいなって思いましたね。
サヤカ:(Ba&cho)いままでの曲とはコード感が違っていて、新しいものだったので。どういうふうに進めていけばいいかっていうのは考えました。
ユウコ:(G&cho)最初は若干の違和感があったんですよ。“FLiPのスタジオの雰囲気じゃないみたい”って(笑)。でも、マイナーコードにすると、いままでと同じような感じになっちゃうんですよね。
ユウミ:ポップな曲も好きだし、FLiPらしくやれるっていう気持ちもあったので。枠を越えられないって、どうなの? って。
サチコ:新しいところに踏み込みたかったんですよね。“(他のメンバーが)違和感を感じるかも”みたいなことを考えないで、いま作りたいのはコレ、いま歌いたいメロディはコレって、気持ちいいまま作っていって。
EMTG:FLiPのポップ・サイドがストレートに出てますよね。ガーリーなところも感じられるし。
サチコ:素直になってますよね、そこは。ガーリーな部分って、曲に出すのにちょっと抵抗があったんですよ、いままでは。
EMTG:ロックバンドとしての強さをアピールしたい、っていう?
ユウコ:前はありましたね。バンドやってると、まわりは男のほうが多いじゃないですか。たまに見下げられるようなこともあったので。
サチコ:“女でしょ、所詮”っていう。
ユウコ:うん。でも、自分たちが女なのは事実だし。
サチコ:ステージに立ってるときは、年齢とか性別は関係ないですからね。激しい曲もやるし、女の子っぽい曲もやるし、何かに捉われるんじゃなくて、音楽のなかでは裸でいたいので。
ユウコ:うん、それが言いたかった。
ユウミ:(笑)男の人には出せないものも出せると思うし。
EMTG:イメージとかジャンルとか、いろんなものから自由になりつつあるのかも。「ワンダーランド」のボーカルからも、開放的なパワーを感じました。
サチコ:サウンドに開放的なパワーがあったから、その気持ちのまま歌を吹き込みたくて。等身大っていうキーワードを大事にして歌ったんですよ。”いま、サチコ、FLiP”っていう(笑)。
EMTG:歌詞のなかにも「三十六度八分/ずっと平熱で沸騰した」っていうフレーズがありますね。
サチコ:そうなんです。最近よく言ってるのが、“ローファイでハイテンションっていうのがいいね”っていうことなんですよ。
ユウコ:よく言ってるよね。意味は8割くらいしかわかってないけど。
サチコ:(笑)。見た目は普通っていうか、ちょっとダウナーなんだけど、身体のなかではフツフツとしたものが湧き上がってるっていう。そうじゃないと、音楽は続けていけないと思うんですよ。背伸びしてもリアルな感情は伝わらないし…。近い未来に対して、ありのままの自分で一歩踏み出したいという気持ちも入ってるし、この曲を聞いてくれた人の背中を押せたらいいなっていう思いも強くありますね。
EMTG:自分の「ワンダーランド」に向かって歩き出す、っていう。ちなみにみなさんにとってのワンダーランドって?
ユウコ:最近もその話をしたんですけど、FLiPにとってのワンダーランドはライブだよねって。
サヤカ:いろんな人が来てくれるしね。
サチコ:いろんな感情もあるし、一種のテーマパークですよね。「ワンダーランド」もライブでやってるんですけど、初めて聞くはずのお客さんもすごく盛り上がってくれるんですよ。”次、サビが来るな”ってわかるみたいで、すぐ手を上げてくれたり。私たちはお客さんと音でつながりたいと思ってるし、この曲が生まれたことはバンドにとってすごく良かったと思います。
EMTG:シングルには「カートニアゴ」のライブバージョンも収録。臨場感がすごくあって、ライブに行きたくなるテイクですよね。
サチコ:そうなってくれたらいいなと思って。もっと身近に感じてほしいんですよね。FLiPのライブはお客さんといっしょに作っていく空間なんだよ、っていうのが伝われば。
ユウミ:「ワンダーランド」で初めてFLiPのことを知ってくれる人も多いと思うし、少しでもライブの雰囲気を感じてもらえたらなって。
EMTG:FLiPにとって、大きな意味を持つシングルだと思います。「ワンダーランド」のようなポップな楽曲は増えつつあるんですか?
サチコ:えーと、メジャーコードの曲って”作るぞ!”って思わないと出来ないんですよ。普通に作ると、へビィな曲が出来るので。
ユウコ:そうだね(笑)。
サチコ:でも、新しいことはやっていきたいですね。メンバーそれぞれ考えてることもあるだろうし、また違った感じの曲が出来てくると思います。


【取材・文:森朋之】

tag一覧 シングル 女性ボーカル FLiP

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リリース情報

ワンダーランド(初回生産限定盤)

ワンダーランド(初回生産限定盤)

2012年02月08日

DefSTAR RECORDS

1. ワンダーランド
2. 最後の晩餐
3. カートニアゴ (LIVE ver.)
4. ワンダーランド (Instrumental)

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