cinema staff、TVアニメ「進撃の巨人」後期ED曲「great escape」をリリース!

cinema staff | 2013.08.21

 8月21日、cinema staffがニューシングル「great escape」をリリースする。
 アニメ「進撃の巨人」の後期エンディングテーマとして話題を集めている本作は、激情的にかき鳴らされるギターで幕を開け、疾走感たっぷりに突き進んでいく、なんとも力強い一曲だ。初タッグを組んだプロデューサーの亀田誠治が、躍動的なサウンドを更に磨き上げている。
 一気に彼らの名を知らしめることになるであろう、まさに“進撃の一曲”について、4人に話を訊いた。

EMTG:アニメのエンディングの話が決まったときはいかがでした?
三島:元々そういう話があればやりたいですとは話していたんですけど、わりと早いタイミングで、しかもこんなビッグネームな作品だったからビックリしましたね。
EMTG:楽曲については制作側から要望もあったり?
三島:いくつかあったんですけど、大まかに言ったら“速くて勢いがあるもの”。それを念頭に置いて何曲かを作ったんですけど、『望郷』(2013年5月22日発売。メジャー1stフルアルバム)を完成させた次の週にはもう制作を始めていたんですよ。でも、そのタイミングだったからこそ、ある意味フラットな状態で作ることは出来ましたね。
EMTG:いつもとは違う曲作りだったわけですけど、その辺は?
三島:テーマをある程度設定したうえで曲を作るのは……意外と才能あるかなと思いました(笑)。僕は曲を作っていく途中でストーリー性や意味合いを固めて行くタイプなので、それとは全く逆の、ストーリーに対して音を出すっていうのは、結構新鮮だったし楽しかったです。
EMTG:実際何曲ぐらい作ったんですか?
三島:最終的に3曲残ったんですよ。「great escape」含めて2曲はそういう形で制作したんですけど、もう1曲はテーマ設定を全く違うものにした曲も作ってみたんです。前半はべったりとしてて、多分今までで一番遅いぐらいの曲だったんですけど。
久野:言ってしまえば、3曲それぞれが異なる登場人物をイメージした曲だったんですよ。
EMTG:じゃあ主役キャラの3人をモチーフに?
三島:はい、そうですね。でも、誰についての曲か?っていうのは、いろいろなところで「これは誰の曲?」みたいな盛り上がりもあるので、敢えて言いません(笑)。聴いて歌詞を見て、たくさん議論してもらえれば嬉しいです。
飯田:そのモチーフも踏まえて、今回プロデュースしていただいた亀田(誠治)さんや制作スタッフと話し合って「great escape」に決めた感じですね。原作を知っていると尚楽しめる曲ではあるんだけど、この曲自体が、『望郷』を出した後に、もうひとつ先に行きたいっていう自分達の衝動と噛み合ってる感じもしますね。
EMTG:今回の曲でシネマのことを知る人は多いとは思いますけど、ファンにしてみれば「great escape」をバンドの新章と捉えますし。
三島:今回は「進撃の巨人」のために書き下ろした楽曲なので、ここから次のベクトルがスタートするかって言ったら違うとは思うんですけど、景気付けっていうんですかね(笑)。そういう変化をもたらす曲になったと思います。
EMTG:先ほどお話もありましたけど、今回は亀田誠二さんと初タッグを組んでいるわけですが、どういう流れで?
三島:前に雑談レベルで次はどうするか?っていう話をディレクターとしていたときに、プロデューサーを入れてみるのも面白いかもという話が出ていたんですよ。そしたらこのタイミングでやってみたらどう?という話になって。このフラットなタイミングだからこそ、外部の人とやると面白いんじゃないか?って。
EMTG:レコーディングはどうでしたか?
飯田:噂で優しい方だっていうのは聞いていたんですけど、実際お会いしたら想像以上に優しい方で。僕らとすごく対等に喋ってくれるんですよね。
EMTG:何かアドバイスがあったりとかも?
飯田:ご自身でもおっしゃっていたんですけど、ニュアンスにすごくこだわる方なんですよ。このボーカルはこういう歌い方がいいから、この部分は残しておきたいっていう考え方。自分が何回か歌って、良い感じであれば「問題ない!次行こう!」ってサクサク進んで行きました。あと、たくさん褒めていただいて(笑)。
久野:やっぱり演奏してると小さいミスとか気になるんですけど、すごく褒めてくれるんですよね(笑)。客観的でありながら、僕らのモチベーションをあげつつ、しっかり見てもらえて。
辻「『望郷』で自分の音に一旦満足したところもあったんですけど、そこからまた新しい刺激がいっぱいあって楽しく出来たし、僕もすごい褒めてもらったんで(笑)、とてもやりやすかったです。
三島:僕らみたいなライヴハウスをどさまわってるようなバンドを相手にしても、同じ目線で語ってくれるし、言ってることが全くブレなくて。モチベーションのことも、気を遣ってるんじゃなくて自然に出来るんだろうなって。これがプロフェッショナルなんだなと思いました。
EMTG:あと、歌詞のお話も。原作の世界観を意識したワードが出てきますね。「壁」だったり。
三島:これはもうほとんど、原作を読んで考えたことを書いた感じです。
EMTG:そこに自分を投影したっていう感じはあんまりなかったり?
三島:あんまりないんですけど、言われてみればバンド像みたいなものを投影してるところはありますね。前に書いた「西南西の虹」に近いというか。あの曲は「形のないもの」って書いたんですけど、この曲だと「地図にない場所」。「進撃の巨人」の世界と重ね合わせると、壁の外に出ないことには何も始まらないっていう。そこは地図にない場所だけど、地図を作ることでスタート出来る、とにかくアクションを起こさなければ外に広がっていかない、伝わっていかないという意味合いは、最終的に入ったと思います。
飯田:「西南西の虹」もそうなんですけど、俺はこうしていきたい!っていう歌は、自分達にはそんなになかったと思うんですよ。情景描写だったり、あなたはどう思いますか?あとはお任せしますっていうものが多くて。今回はああいうアニメをモチーフに書き下ろしているので、力強さが本当に出ていると思うし、聴け!っていうパワーはありますね。
EMTG:カップリングには7月11日に行なった渋谷クワトロワンマンのライヴトラックが収録されますが、ライヴから1ヶ月後に聴けるっていうのはかなりスピーディーですね。
久野:最初はライヴ音源ではなく新録曲をカップリングで入れようっていう話もあったんですけど、こっちの方がいいんじゃないか?って。
三島:今回僕らのCDを初めて手に取る人も多いでしょうし、自分達の曲はライヴでどういう聴こえ方をするかっていうのを疑似体験してもらえればと思って。なので、結構ドバーン!っていう音でミックスしてもらってます。
EMTG:今後のライヴとしては、まず、10月5日に新宿LOFTで辻さんが主宰しているレーベル・like a fool recordsのイベントがありますけど、元々レーベルはやりたかったんですか?
辻:はい、そうですね。ずっと事務所の社長に言ってたんですけど、「やれば?」みたいな感じで、意外とすんなり決まって(笑)。まだ立ち上げただけの段階なので、早くいろいろ出して行きたいです。
EMTG:そして、10月26日には地元の岐阜で自主企画イベント「OOPARTS 2013」を開催すると。
三島:バンド主催でフェスをやりたいってずっと言っていたんです。最終的には何万人規模でやれるものにしたいっていう夢があるんですけど、千里の道も一歩からじゃないですけど、はじめの一歩として考えています。今回も地元の商店街にスポンサーとして付いてもらったんですけど、そうやってちょっとずつ巻き込んでいって、自分達が得てきたことを岐阜に還元したいと思っているんです。
飯田:活性化というか、僕らが何かの力になれたらいいですね。辻レーベルのイベントもOOPARTSとは全く違う方向を向いていて差別化しているので、両方来てもらっても絶対楽しめると思います。
三島:近い日程で全く別のベクトルのものをそれぞれ出来るのは、バンドとして充実してる証拠だなって思えますね。それを周りがいいねって言ってくれて一緒に乗ってきてくれてる感じがすごくあるので、それは本当にありがたいです。

【取材・文:山口哲生】

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ビデオコメント

リリース情報

great escape

great escape

2013年08月21日

ポニーキャニオン

1. great escape
2. cinema staff 【僕たちの秘法】 tour Final @2013.07.11 渋谷CLUB QUATTRO
・望郷
・世紀の発見
・into the green
・革命の翌日
・西南西の虹
・溶けない氷

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お知らせ

■ライブ情報

残響祭 9th ANNIVERSARY
2013/09/15(日)Shibuya O-EAST & duo MUSIC EXCHANGE
2013/09/21(土)梅田CLUB QUATTRO
2013/09/22(日)名古屋CLUB QUATTRO
2013/09/28(土)仙台CLUB JUNKBOX

like a fool records presents「You Gotta Move!」
2013/10/05(土)新宿LOFT

cinema staff presents“OOPARTS 2013”
2013/10/26(土)岐阜CLUB G

POLYSICS対バンツアー2013 帰ってきたULTRA FIGHT OR DIE!!!
〜水平線は夜動く シーラカンスも夜動く〜

2013/11/01(金)仙台darwin

LIVE HOUSE J 20th Anniversary
残響レコード×LIVE HOUSE J Presents「excope vol.∞」

2013/11/04(月)長野ライブハウスJ

two strike 2(to) night 決定版
2014/01/18(土)SHIBUYA-AX

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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