BENI、久々となるオリジナルシングル「さつきあめ」をリリース!
BENI | 2013.04.23
昨年、『COVERS』『COVERS2』というカバーアルバムを2枚リリース、そのいずれも大ヒット!男性ボーカリストによるJ-POPの名曲にBENI自身が英詞をつけて歌うというチャレンジもハマり、アーティストとして素晴らしい飛躍をとげた彼女。次なる動向が注目されていた中、ほぼ1年3ヶ月ぶりとなるオリジナルシングル「さつきあめ」のリリースが決定。しっとりと歌いあげるミディアムバラードで、深みのある歌声が印象的な仕上がりだ。昨年1年で吸収してきたものが、まさに開花した作品と言えるだろう。この曲にこめた思いを含め、2013年の予定について、BENI本人に語ってもらった。
- EMTG:今年第1弾となるシングル「さつきあめ」は、久々にオリジナル曲でのリリースになりますね。去年は多くの時間をカバーアルバムの制作やプロモーションに費やしたと思うので、どんな曲を次のシングルにするのか、すごく悩まれたのでは?
- BENI:もうホントにその通りで、去年はカバーアルバム(『COVERS』『COVERS2』)の年で……。そのカバーを聴いて初めて私のことを知ってくれた人達もいただろうし、そんな人達の期待に応えられるような名曲を作りたいなと思いました。『COVERS』や『COVERS2』で、長いこと愛され、歌われ続けてきた曲ばかりをカバーさせてもらったので、その影響は大きかったですね。
- EMTG:その思いで制作された「さつきあめ」には、ただのラブソングではなく、“いろいろあって乗り越えてきたカップル”が描かれているような印象があります。
- BENI:今までだったら、同世代だったり、今の私自身の気持ちが中心に出ていたんですけど、もっと幅広い世代の方達……誰もが感情移入できるようなラブソングにしたくて。それと、一連の『COVERS』では日本語詞を英訳して歌ってきたので、今回は日本らしい部分……日本って季節の情緒が豊かだったりするし、恋愛を何かにたとえられるようなラブストーリーがいいなと思ったんです。ちょうどリリースタイミングも4月末で梅雨に入る少し前だから、雨をイメージした曲にしたくて「さつきあめ」を作りました。
- EMTG:イメージが出来ていたということは、作詞もスムーズに進んだんでしょうか?
- BENI:テーマが先に決まった場合、そのあとの作業がスムーズにいくことが多いんです。今回は「さつきあめ」っていう、ちょっとネガティヴでダラダラ続く感じの雨がモチーフになってるんですけど、見方によっては優しさを感じ取れると思うし、そういう意味でも前向きになれるラブソングですね。「さつきあめ」には、そういう印象があったんです。女性目線だけど、強い意志を持っていろいろ乗り越えてきた強い女性のイメージ。ちょっと振り向いた時に、いろいろあったからこそ強いふたりになれた……みたいな。そこからまた、ふたりでがんばっていくことを誓えるっていう。私にとっては、今の自分の気持ちというより、こうなれたらいいなっていう理想で描いていると思いますね。
- EMTG:昨年、『COVERS2』のタイミングだったと思うんですが、EMTG MUSICのインタビューで“歌詞を英訳することで、表現方法がすごく勉強になった”とおっしゃってましたよね。そういう意味では「さつきあめ」の作詞に影響はありましたか?
- BENI:そうですね。去年は日本の曲をすごく客観視しながら制作したので、新しい引き出しもどんどん開けられたと思います。それによってブラッシュアップできたものを「さつきあめ」には注ぎ込めましたね。曲にしろ歌詞にしろ、そしてボーカルにしても。しかも、今回は生バンドの演奏でレコーディングしたんですけど、意外にそれも初めてのことだったんです。何もかも新鮮でした。
- EMTG:生バンドの音は歌に深い印象を与えますもんね。生音でのレコーディングは、今後もどんどん取り入れて欲しいです。
- BENI:生音とか生演奏で歌うと、声の張り具合が、やっぱり全然違うんですよね。ダイナミクスが違うっていうか。それがまた、この曲のよさを引き出してくれているような気がします。だからこそ、この曲はライブで聴いて欲しいと思いますね。
- EMTG:確かに、ぜひライブで聴きたい曲かも。一方、PVでは和のイメージで、すごくしっとりした映像に仕上がっていますね。
- BENI:PVも新しい試みとして、初めて和装に挑戦したんですよ。あと、この曲を最初に聴いた人達から「すごくジャパニーズな感じだね」っていう意見が多くて。だったらPVで思い切って、そういう和の見せ方も面白いと思ったんです。それもただストレートに着物を着るんじゃなく、ちょっとモードよりの見せ方にして。とにかく新鮮で、撮影も楽しかったですね。
- EMTG:新鮮と言えば……髪をバッサリ切ったのも話題でしたけど(笑)。
- BENI:みんなによくきかれるんですけど、ホントに深い意味はなくて(笑)。心機一転だし、とにかくラクですね! シャンプーの量も減ったし(笑)。実は、ショートの方がファッションも決まるんですよ。予想以上に気に入ってます。
- EMTG:続いて、カップリングの「RUN AWAY→ランナ・ウェイ」ですが、こちらはカバーですね?
- BENI:はい。これはコカコーラのアニバーサリーのキャンペーンソングで、昔の曲を新しくするっていうコンセプトがあったんですね。で、私はシャネルズの「ランナウェイ→ランナ・ウェイ」を選んで、BENI風にアレンジしました。
-
BENI:日本のミュージックシーンでも、間違いなく名曲に入る歌ですが、もちろんヒットした時期に生まれてないですよね(笑)。
- BENI:まだ生まれてないです(笑)。実は、知ったのは割と最近なんですよ。今聴いても、すごく新鮮でいい曲だなって素直に思えて。そのままの雰囲気を残してカバーしたかったくらいなんですけど、せっかくの機会だし、アレンジも含め、思いっ切り今風のサウンドにしました。でも、もともとの要素も残したかったんで、遊び心満載な曲になってます。レトロな部分と新しい部分をミックスした感じになったと思います。
- EMTG:じゃあ、まさにキャンペーンのコンセプトにハマッたわけですね。
- BENI:はい。カップリングもぜひ聴いてほしいですね。
- EMTG:最後に、今後の活動についてですが、そろそろオリジナルアルバムのリリースが気になりますが。
- BENI:まさに今、オリジナルアルバム用に曲を作ったり集めている最中ですね。まずは「さつきあめ」が出来たばかりなので、これから本格的に作業を進めようかっていう感じです。
- EMTG:気になるライブのご予定はいかがですか?
- BENI:夏はイベント出演の予定があるし、9月からは全国ツアーもスタートします。もしかしたら新曲も披露するかもしれないので、楽しみにしていて欲しいです!
【取材・文:海江敦士】
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冷蔵庫の残り物料理
最近、料理にハマッているので、冷蔵庫に入っているも ので出来る料理を検索しました。たとえば「ニンジン、納豆、ネギ」っていう食材を入れて検索すると、結構ヒットするんですよ(笑)。で きれば、はやく検索しなくても料理ができるレベルにいきたいんですね(笑)。そもそも、レシピを参考にして食材を買うと、絶対にあまる じゃないですか。だから、残り物は効率よく使うようにしたいと思って検索してます。
■ライブ情報
LOVE in Action Meeting
2013/6/14(金)日本武道館
MTV VMAJ 2013
2013/06/22(土) 幕張メッセ・幕張イベントホール
※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
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