DEEP、ライブで人気のバラードがついにシングルとなってリリース!

DEEP | 2011.10.11

ライブでも人気の高かったDEEPのバラードナンバーが、この秋ついにシングル「君じゃない誰かなんて~Tejina~」としてリリースされた(10月5日発売)。これは、切ない気分になる季節にはピッタリの片思いがテーマのラブソング。その楽曲について、そして現在続行中のライブハウスツアーについて、メンバー4人がそれぞれの思いを語ってくれた。

EMTG:本日の取材タイミングだと、ちょうど“DEEP LIVE HOUSE TOUR 2011 “LOVE STORY”の真っ最中ですね。今のところ、ライブの手応えはいかがですか?
TAKA:今回でライブハウスツアーが2回目なんですよね。前回のツアーでも思ったんですけど、すごくひとつになれてるなと思いました。今年実現した日本武道館(2011年5月31日)のライブともまた違う意味でお客さんとの一体感もあって。
EMTG:ファン層に変化はありました?
TAKA:各会場で、初めて来てくださるお客さんが増えてきています。僕らのことを知ってライブに遊びに来たいなと思ってくれる人が増えているんだなっていう手応えはありますね。
EMTG:DEEP=バラードのイメージを持つ人が多いと思うんですけど、ライブは意外にも熱いんですよね(笑)。
YUICHIRO:ライブハウスだともう汗だくです(笑)。ジャンプする人が多くて。
EMTG:そういうアグレッシヴな部分は今後もどんどん見せていきたいですか?
TAKA:もともとライブでは盛り上がる部分も作って構成しているんですよ。それがライブハウスだと、お客さんとの距離が近い分、僕らの熱気も伝わりやすいですし、お客さんの盛り上がりもダイレクトに伝わりますよね。だから、今回もお客さん参加型で盛り上がる部分は多めに取り入れてます。
EMTG:そのツアー中にニューシングル「君じゃない誰かなんて~Tejina~」がリリースされますね。これはライブでも歌われてきて、音源化を望む声が高い曲だったそうですが。
YUICHIRO:いろんなタイミングがあったんですが、片思いの切ない曲なので、ちょうど秋にリリースするのが一番いいかなって。もとはTAKAと僕がふたりで歌っていた「Tejina」っていう曲なんですよ。それを歌い直して、KEISEIとRYOにも加わってもらって、さらにパワーアップした感じです。
EMTG:仕上がりとしては、シンプルに歌を際立たせたバラードですよね。
YUICHIRO:言葉はすごく大事にしてます。敢えてコーラスも入れず、歌1本ピアノ1本で勝負しているっていう。
EMTG:DVD付きの盤にはMVも入っているんですが、切ないストーリーが描かれてますよね。ショートムービーのような。
YUICHIRO:自分で見ていても、最後の方では涙がジワッと出てくる感じですよね。
EMTG:「君じゃない誰かなんて~Tejina~」は、片思いの切ないラブソングですが、皆さんはハッピーな曲と切ない曲、どちらがお好きですか?
RYO:自分で歌詞を書く時は、ラブソングでも前向きなものが多いですね。片思いの曲も書いたことがあるんですけど、それも前向きでしたから(笑)。だから、今回のシングルのような曲は、僕にとって逆に新鮮でした。
KEISEI:僕は切ない歌が好きですね。家でひとりの時間帯にふと聴きたくなるので、皆さんにも是非ひとりで聴いてもらいたいです。特に深い時間に(笑)。
YUICHIRO:僕はどっちも好きです。シチュエーションに合わせて聴き分けるというか。悲しい気持ちの時に悲しい曲を聴くこともありますし、前向きにさせてくれる曲を聴く時もあります。ドライブに行く時にはアッパーな曲が聴きたいと思いますし、ホントに気持ちによって全然違いますね。
TAKA:僕はRYOと逆で、切ない歌詞を書いてしまうタイプなんですよね。最近思うのは、切ない時に切ない曲を聴くと、共感することで安心するんだなって感じるんですよ。それで逆に前向きになれるような気がして。だから、切ない曲、片思いの曲でも、聴いてくれた人達が共感して、勇気に変えていってもらえたらいいなと。切ないけど前向きな思いは伝えたいです。実際、片思いをしている時って、僕自身はすごく楽しいんですよ。
EMTG:ここまで切ない話をしておきながら何ですが、カップリングの「OHHH」は、ものすごくアッパーなナンバーですね(笑)。
YUICHIRO:ライブをして思うのが、僕らもお客さんと一緒に盛り上がって踊りたいじゃないですか(笑)。そんな曲があったらいいなってところから作り始めたんです。なおかつ最新のサウンドも取り入れたいなと。
EMTG:詰め込みましたね(苦笑)。
YUICHIRO:はい(笑)。あとは日本だけじゃなく、海外でも聴けるようなカッコいいものを作ろうってところから始まりましたね。
KEISEI:クリスマスパーティーとか……とにかくパーティーの時に流して欲しいですね。仕事が終わって、「今日はもう飲むか?!」なんて時とか。歌詞にあるように“仕事終わりの疲れたBODYを”って感じで(笑)。
EMTG:そろそろ忘年会のシーズンも近いですしね(笑)。せっかくなので、この「OHHH」をカラオケでうまく歌う秘けつを教えてください(笑)。
YUICHIRO:まずはよく聴いて覚えていただくしかないんじゃないでしょうか。
KEISEI:あと勢いですよ。座って歌うのはよくない! 立っていただいて、曲の始まる前にはMCも入れてもらうぐらいの勢いで(笑)。一緒にいる人達も巻き込むといいと思います。みんなで盛り上がれる曲だから。
EMTG:CDのみの盤には武道館でライブ収録した「涙が落ちないように」が収められていますね。この曲をセレクトした理由は?
YUICHIRO:これはDEEPを結成して第1弾目のシングルになった曲なんで。それを日本武道館で歌えたので、是非収録したいなと。
TAKA:武道館って場所を、第一の目標に上げるアーティストも多いと思います。僕らにとってはEXILEボーカルバトルオーディションに参戦した特別なところで、要は4人がグループとして誕生するキッカケとなった場所なんです。今思えば通過点だし、常にチャレンジャーでいたいなって思いますけどね。
EMTG:そういう熱い発言をきくと、男子オンリーのライブもやって欲しくなりますね。
TAKA:面白いですね!(笑)。
YUICHIRO:男の子達がカラオケで、“俺らもあんな風にカラオケで女の子に歌ってあげたい”って思わせるようなライブにすればいいのかな? 勉強会ですね(笑)。
KEISEI:男同士の勉強会! 男塾の勉強会ですね(笑)。
TAKA:女の人が男性に歌って欲しい曲に僕らの選ばれるようになったら嬉しいですね。
EMTG:いやいや、とっくに歌われてると思いますよ(笑)。

【 取材・文:海江敦士 】

tag一覧 シングル 男性ボーカル DEEP

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リリース情報

君じゃない誰かなんて~Tejina~

君じゃない誰かなんて~Tejina~

2011年10月05日

rhythm zone

ディスク:1
1. 君じゃない誰かなんて~Tejina~
2. OHHH
3. 君じゃない誰かなんて~Tejina~ (Instrumental)
4. OHHH (Instrumental)
ディスク:2
1. 君じゃない誰かなんて~Tejina~ (Video Clip)
2. DEEP LIVE TOUR 2011 “未来への扉” ~FINAL in 武道館~ (Document Movie)

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よく言う言葉だけど、実際はどういう意味なのかなって気になって調べました。夕方のニュース番組を見ていた時にその言葉が出てきて、なんとなく調べましたね。
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枚方

ライブで訪れるご当地のネタをMCで話す担当なんです。一番最近行ったのが枚方だったんで、枚方について調べました。

■ライブ情報

DEEP LIVE HOUSE TOUR 2011~LOVE STORY~
10/24(月) 安城夢希望 RADIO CLUB
10/25(火) 松阪M’AXA
10/27(木) 岐阜CLUB-G
11/8(火)  Live House 浜松 窓枠
11/9(水)  SOUND SHOWER ark
11/14(月) 宇都宮 heaven’s Rock
11/16(水) 水戸Light House
11/17(木) F.A.D YOKOHAMA
11/22(火) 新潟LOTS
11/24(木) 長野JUNK BOX
11/25(金) 金沢AZ
11/27(日) 富山MAIRO
11/29(火) 福井CHOP

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