DEEPのニューシングル「星影」は、夏に聴くバラードソング!

DEEP | 2013.07.22

 メンバー4人のボーカルが魅力のDEEP。今年の夏にリリースするニューシングル「星影」は、切ない別れを表現したオトナのラブバラード。今回はSkcoop On SomebodyのTAKEが作詞に参加! 彼らの“歌”を活かした楽曲を完成させた。まさにDEEPの王道ともいうべき作品について、メンバーに語ってもらった。

EMTG:去年の夏はアッパーなサマーチューン「GO」で、ハジケた一面をみせてくれたDEEPですが、今年の夏シングル「星影」はバラードできましたね!
KEISEI:確かに去年はアップテンポの「GO」でいきましたけど、夏のバラードも悪くはないですよね。特に夏の夜に聴くといいんじゃないかなって。
EMTG:情緒がありますよね。今回、作詞にはSkcoop On SomebodyのTAKEさんが参加されてますが、これはどういういきさつだったんですか?
YUICHIRO:普段からTAKEさんにはお世話になってるんですよ。一緒にゴハンに行ったり飲みに行ったり……あとはライブに誘っていただいたりしていて。今回のシングルは、曲が先にあったんですけど、とにかくメロディーが綺麗で印象的だったんです。それで、この曲ではぜひ先輩の胸を借りようと。
EMTG:テーマなどは決めていたんですか?
YUICHIRO:“星”っていうキーワードがあったんです。夏の夜をイメージして欲しいって。曲からそういうイメージが浮かんだんですよね。TAKEさんも“メッチャいい曲だね、任せてくれ!”と(笑)。
EMTG:実際、完成した歌詞をみた印象はどうでした?
TAKA:さすがオトナだなと! すごくアダルトで、今までの僕らにはない世界観の歌詞だなって。実はレコーディングしながらも、どんどん歌詞が変わっていったんですよね。
EMTG:どういうキッカケで歌詞が変わっていくんですか?
TAKA:お会いする機会が多かったこともあって、個々の個性をより引き出すためには、どういう言葉が合うのかを考えていただいたんです。メンバーごとに言葉を変えたり、僕ら自身も意見を出したりして、ディスカッションしながら一緒に作った感じです。
KEISEI:歌い手の作る歌詞……ですよね。
TAKA:そうそうそう! 音の響きをすごく大事にしてました。
EMTG:さすがにそういうポイントって、ボーカリストじゃないと気づかないですよね。
KEISEI:だから、歌いやすいフレーズとか口の開け方を、すごく計算してくれてました。
EMTG:そりゃ素人にはわかりませんね(苦笑)。
TAKA:聴き心地がいい曲には、そういう部分があるからかもって気づかされたりして。
EMTG:深い(笑)。それぐらい、歌にこだわった制作だったんですね。
TAKA:歌い手側の気持ちがわかるディレクションをしてくれたっていうのは、僕らにとっても歌いやすかったです。
EMTG:結果、メロディーとも相まって、すごく切なさを感じさせる歌になりましたね。でも、間奏には得意のコーラスを入れてくるあたり、“おっ!”と思いましたけど(笑)。
TAKA:やっぱりそこに(苦笑)。
KEISEI:皆さん、その部分に触れてきますね。
YUICHIRO:僕らは、コーラスを最初に持っていくか、中間に持っていくか……どちらかだとは思ったんですけど。
EMTG:こういうコーラスワークを入れるのはDEEPらしいと思いますよ。さて、話を歌詞に戻しますと、すごくオトナの別れを感じさせますよね。皆さんとしては、こういう歌詞の内容について、どう感じますか?
KEISEI:一生に一度と言ったら大げさかもしれないですけど、相手のことが相当好きだったんだなっていう――そういう恋愛って、いいなと思いますね。すごく切ない曲だけど、曲を聴いた人には、たとえ別れても“好きになれてよかった”って感じて欲しいというか。
TAKA:ここまで人を好きになれるのはステキなことだなって思いますね。で、レコーディングでは、自分の気持ちも歌も、ていねいにガラス細工をさわるような感覚で繊細に歌ったんです。だから、僕の中ではすごく繊細な歌だなっていうイメージがありますね。
RYO:歌詞の主人公は失恋しているんですけど、ちゃんと一歩ひいたところで自分を見ることができているし、いろいろ経験してきた人の歌なんだなっていう気がします。やっぱりオトナですよね。恋愛できたことにまた感謝もしていて、前向きさもあるし。だから、歌も暑苦しく歌うんじゃなく、一歩引いた感じで歌うようにしました。
YUICHIRO:こういう気持ちって、オトナでしか絶対に思わないですよね。
TAKA:年は関係ないんじゃないの?(笑)。
YUICHIRO:う?ん、人によるのか……。
EMTG:そんなYUICHIROさんはいかがですか?
YUICHIRO:切ない歌詞だけど、そこからまた一歩踏み出す思いもあって、前向きだと思いますね。TAKEさんの本当の意図はわからないですけど、もしかしたら本当に好きになった相手が星になってしまったのかな……とか。そういう思いもあるのかなって感じたりしました。TAKEさん自身、あまり歌詞について多くは語らなかったんですよ。
EMTG:そういう話をきいていくと、夏の終わりに聴いてもハマる曲なのかも。
YUICHIRO:あー、いいですね! 
EMTG:ただ、カップリングの「Sprit」は、完全にタオルが回せそうなアッパーチューンですよね。このギャップが面白いです(笑)。「Sprit」は、まさに夏が似合うというか、ライブが似合いそうな曲だし。
YUICHIRO:そうですね。がんばってる人の背中を押してあげるような、心強い1曲になったと思います。
TAKA:まさに応援歌ですね。
YUICHIRO:しかもこの曲は、福岡ソフトバンクホークスの応援ソングでもあるんですけど、僕らメンバー4人のうち3人が九州出身なんで、チームも僕らも、お互いに上がればいいなって感じで。
EMTG:他にもカバー曲「Tell Me It’s Real」や、ウェディングソングの「君ナミダ」などなど、盛りだくさんなシングルですね。
TAKA:どれをとってもシングルに出来るんですよね(笑)。全部入れちゃったんですけど、ホントなら4枚シングルを出したかったくらい。
EMTG:さて、9/2千葉県、松戸からはホールツアーも控えてますが、どんなものになりそうですか?
RYO:上質な音が楽しめると思います。
YUICHIRO:ライブハウスは距離、ホールは音で楽しめますからね。
EMTG:あと、DEEPのライブに行くと何かいいことがある……というジンクスは健在ですか?(笑)。
KEISEI:健在ですね!(笑)。実際にライブ会場で出会って結婚されたカップルもいますし……そうなんです、僕らのライブに好きな人と来ると、99.9%恋愛が成就するという!
EMTG:その伝説は続いているんですね(笑)。
KEISEI:愛の伝承者を目指す……って、変な発言ですかね(苦笑)。ただ、カップルだけじゃなく、親子や友達同士でも楽しんでいただけますんで、ぜひ来てほしいです!

【取材・文:海江敦士】

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リリース情報

星影[CD+DVD]

星影[CD+DVD]

2013年07月24日

rhythm zone

ディスク:1
1. 星影
2. Spirit
3. Tell Me It’s Real
4. 星影 (less vocal)
5. Spirit (less vocal)
6. Tell Me It’s Real (less vocal)

ディスク:2
1. 星影 (Video Clip)
2. 星影 (Making)

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●TAKA
酵素の多い果物

最近、歩いたり走ったりすることにハマッてるんですよ。で、朝に酵素を多く含んだフルーツをとると体にいいってきいたんですね。パイナップルとかキウイみたいな。その中でも何が酵素を多く含んでいるのかなと思って調べました。キウイが多いらしいですね。

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父の日がいつかわからなかったんですよ。“たぶん今日だな”とは思っていたんですけど、父親に電話する前にちゃんと確認しようと。そのあと、ちゃんと電話しました! でも、“今回はRYOの方が先に電話してきた”って言われましたけどね(ちなみにYUICHIROとRYOは兄弟)。

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電子レンジが壊れまして。普通は1分間で暖かくなるものが、20分かけないと暖かくならないんですよ(苦笑)。なので、新型の電磁レンジをさがしました。いいものを買おうとすると、やっぱり高いです……。
●RYO
晴耕雨読

晴れの日は畑を耕して、雨の日は本を読むっていう……読んでそのままの意味なんですけど、ホントにそれだけの意味なのかなって思って、改めて調べました。それぐらい余裕を持った人間になりたいなと。


■ライブ情報

DEEP LIVE TOUR 2013
“HISTORY 〜Love & Harmony〜”

2013/09/21(土)千葉 松戸 森のホール21
2013/10/06(日)大阪 大阪国際会議場グランキューブ大阪メインホール
2013/10/19(土)名古屋 名古屋市公会堂
2013/10/24(木)福岡 福岡サンパレス
2013/10/29(火)札幌 札幌市民ホール

※その他のライブ情報、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。

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