レビュー
平山雄一 ウィークリーレビュー | 2015.12.01
音楽評論家・平山雄一が日々届けられるたくさんの新譜の中から毎週1枚をセレクト。
鋭い視点と、独特の筆致でお届けするウィークリーレビュー連載です。
70年代から日本のロック/ポップシーンを観察し続け、還暦を過ぎた今なお精力的にインタビュー・ライブ取材を行う平山雄一が、ジャンルや世代にこだわらず、「すばらしい!」と思う1枚を取り上げます。“音楽とは他ならぬリスナーのためのもの”という正義に基づいた、平山雄一ならではの本音のレビューをお楽しみください。
- 【第100週】秦 基博
- 【第99週】吉井和哉
- 【第98週】清 竜人25
- 【第97週】MISIA
- 【第96週】阿部真央
- 【第95週】miwa
- 【第94週】ドレスコーズ
- 【第93週】キュウソネコカミ
- 【第92週】Shiggy Jr.
- 【第91週】吉井和哉
- 【第90週】サカナクション
- 【第89週】クリープハイプ
- 【第88週】エレファントカシマシ
- 【第87週】sébuhiroko
- 【第86週】ゴスペラッツ
- 【第85週】岡村靖幸
- 【第84週】ハナレグミ
- 【第83週】back number
- 【第82週】SUGAR BABE
- 【第81週】サンフジンズ
秦 基博は『青の光景』で、ラブソングの深みに勇気を持って踏み込んだ。
ヨジー・カズボーンの「青春時代」は、悪魔風味でヤバい!
アイドルグループが「一夫多妻+本格ジャズ」に挑戦したら、セクシーなクリスマスソングが生まれた。
MISIAの「オルフェンズの涙」は、混迷の現代に贈る“宇宙のブルース。
幸せに言葉を費やし、淋しさはシンプルに歌う、阿部真央の産休シングル。
“バラードのmiwa”は、軽くて明るいエネルギーを歌で伝えることに集中している。
ドレスコーズのオーディションを見逃すな! “天才”は忘れたころにやってくる。
ニューアルバムで、“キュウソネコカミはまだまだ続く”ことを力強く宣言する。
Shiggy Jr.のセカンド・シングルは、ゾンビ界のヒットチャートで第1位獲得間違いなし!
「超絶☆ダイナミック!」は、ノリノリのギターに背中を押されて口づさむ、究極のおまじないソング。
サカナクションは、「新宝島」=新しいポップへ向けての音楽の冒険の旅に出る。
「リバーシブルー」は、裏も表もブルーの、リバーシブルなラブソング。
「愛すべき今日」は、やさしさ、ポップさ、荒々しさを秘めた、エレカシの“全力シングル”だ!
『WONDERLAND』は、音色やリズムを自由に組み合わせて、“イメージの世界旅行”に連れていってくれる。
ゴスペラッツの新作『GOSPE☆RATS ~ぺラッII~』は、先輩と後輩が織りなす素敵なセカンドステップだ。
岡村ちゃんの「ラブメッセージ」を聴いたら、みんなエスパーだよ!
『What are you looking for』は、ハナレグミの“震災後のファーストアルバム”だ。
ニューシングルは、back number清水依与吏が、自分宛てに書いた「手紙」。
SUGAR BABEの40年前の名盤『SONGS』は、古びないしカッコいい“モダンな老人カップル”みたいなアルバムだ。
サンフジンズは『スリーシンフサンズ』で、カレーなファンタジーを聴かせてくれる。