レビュー
平山雄一 ウィークリーレビュー | 2016.05.24
音楽評論家・平山雄一が日々届けられるたくさんの新譜の中から毎週1枚をセレクト。
鋭い視点と、独特の筆致でお届けするウィークリーレビュー連載です。
70年代から日本のロック/ポップシーンを観察し続け、還暦を過ぎた今なお精力的にインタビュー・ライブ取材を行う平山雄一が、ジャンルや世代にこだわらず、「すばらしい!」と思う1枚を取り上げます。“音楽とは他ならぬリスナーのためのもの”という正義に基づいた、平山雄一ならではの本音のレビューをお楽しみください。
- 【第120週】奥田民生
- 【第119週】tricot
- 【第118週】小田和正
- 【第117週】AL
- 【第116週】布袋寅泰
- 【第115週】Czecho No Republic
- 【第114週】ゴスペラーズ
- 【第113週】永原真夏
- 【第112週】高橋優
- 【第111週】MISIA
- 【第110週】ヒトリエ
- 【第109週】秦 基博
- 【第108週】大橋トリオ
- 【第107週】indigo la End
- 【第106週】岡村靖幸
- 【第105週】KANA-BOON
- 【第104週】スガ シカオ
- 【第103週】ライブなひび
- 【第102週】ベストなひび
- 【第101週】スピッツ
奥田民生は2015年の決定版ライブを、これから何度も更新していくだろう。
「KABUKU EP」は、内臓をわしづかみするようなtricotの最新作。
『あの日 あの時』には、オールタイムの小田和正が“今”に集約されている。
『心の中の色紙』は“誰かにとっての名曲”揃い。自分だけの名曲を探せ!
「8 BEATのシルエット」の次々に移り変わるパートは、すべて布袋寅泰の歴史を表わし、見事に展開されるシングルだ。
シンプルな映像だからこそ、メンバーの音楽愛がストレートに伝わってくる。
Blu-ray BOX『LIVE ARCHIVES』には、J-POPに新たなジャンルを確立した、勇気あるゴスペラーズの軌跡が。
『バイオロジー』は一足早く真夏を先取りするアルバムだ。
高橋優は「さくらのうた」を早くみんなに聴いて欲しいとひたすら思っていたに違いない。
『MISIA 星空のライヴ SONG BOOK HISTORY OF HOSHIZORA LIVE』は、一人のシンガーの歴史を丁寧に追った“日本初”のライヴアルバム。
ヒトリエは、『DEEPER』=さらに深くリスナーの心に入り込んでいく。
ポップでミステリアスなドラマの主題歌を書けるのは、秦 基博しかいない。
J-ROCKの文脈から離脱した“大橋トリオのロック”が、さらにバージョンアップ。
アダルト・オリエンテッド(大人向け)なサウンドに、超センチメンタルなリリック。ニューシングル「心雨」リリース。
11年半ぶりのアルバムは、寸止めの純情で塗りつぶされている。
「ランアンドラン」は旅立つ者たちの背中を、音楽で真っ直ぐに押す。
『THE LAST』には、リスナーを真実の闇へと誘う、リアルな愛がある。
年末年始の恒例企画の第二弾、「ライブなひび」。2015年をライブで振り返ります。
年末年始の恒例企画「ベストなひび」。2015年をベスト音源で振り返ります。
『JUST LIKE HONEY ~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~』は、スピッツに救われた魂たちのベストプレイ集だ。